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インテリアコーディネート・エッセンス

何のために家を建てますか?

旭川のインテリアコーディネートはインテリアコーディネーター旭川の株式会社 彩暮にお任せください。店舗は旭川市4・5仲通りの道北振興さんの隣に、設計事務所とカーテンショールームを併設しています。カーテン工事、リフォーム、新築、イノベーション、工務店さんから一般のお客さま承ります。インテリアコーディネーター彩暮はカーテンプランから家具、リフォーム新築に対応いたします。住まいのお悩みはお気軽にご相談ください。

先日お越しくださった20代の新婚ご夫婦。

こんな質問をしてみた。

「20代という年代で、どうしてお家を建てようと思ったのでか?素敵で手ごろな家賃の賃貸物件もありますよね?」

答えは何だと思いますか?

「持ち家を一刻も早く手に入れて、ローンを若いうちに終えたいからですよ。賃貸だといつまでたっても自分のものにならない。それに、高齢になってからローンを払い続けるのはどう考えても嫌です。働けなくなっても家があれば何とかなる。住むところさえあれば安心でしょ」

そうなんだあ。

かっこいい家に住みたいとか、家で趣味を思う存分楽しみたいということが一番ではないんだあ。

更に質問

「同年代の方たちはどんなことに興味があって、どのなことが一番の価値観なんでしょうね?お金は何に使っているのかしら」

そちらの答えは

「お金は貯金ですね。車とか家とかそういう形あること、つまりモノはあまり欲しくないんだと思います。体験とか経験とかを大事にしています。海外旅行や留学をする友達も多いですよ。自分の好きなことをするということだと思います。そのためにお金を貯めるのですよ。」

 

驚きました。

昭和生まれの世代は、所有することを目指したのかもしれない。家、車、ブランド品、ブランドの洋服。情報は取りにいかなければ得られなかった。

平成生まれの世代。生まれた時からいろいろな便利なモノがすでにあった。遊びや趣味も多種多様。どんな情報も簡単に手に入る。

だから、欲しいものややりたいことは一人一人違うってこと。価値観もイロイロ。

みんなと同じがいいとか、同じじゃ嫌だとか、そういうことはあまり関係ないのでしょうね。

 

そういう人たちが消費者であり、供給者になっていくんですね。

ドラッカー教授曰く「顧客に聴け」

お客様の欲求を想像してはいけない。実際に聴いてみなければ、何を望んでいるのか、何が欲しいのかは解らない。

お客様自身も本当の欲求はあまり解っていないのしれない。

やっぱり、インテリアコーディネーターに必要なのは「コミュニケーション能力」と「質問力」だと思った。

 

 

 

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