インテリアコーディネートの手順4
2回目の打ち合わせ
前回の聞き取りで伺った情報をもとに作成した提案書をお見せしていきます
イメージボード
イメージボードはこれからの家づくりで重要なツールとなります。
例えばお客様が「かわいい」と表現していることと、コーディネーターが思い描く「かわいい」というものが違っていたら、これから選んでいく一つひとつの要素がちぐはぐなものになります。双方の目指すべき方向性を明確にするためにも、大切なものになります。
ナチュラルに、シンプルに、華やかに、都会的な、などいろいろなインテリアのスタイルがありますが、それだけではなくて、お客様の大事に思っていることや趣味のことなども、付け加えるようにしています。
おうちができたらこんな感じの暮らしになりますよ~といったイメージを持ってもらえるのではないでしょうか。
外観パース
外壁、屋根、サッシ、玄関ドア、土台水切りなどの色の組み合わせを見ることができるイラストのようなものを2、3種類用意してお見せします。具体的にイメージできるので素材選びの参考になります。
コーディネートのコツとしては
・外壁材は、素材のコーディネーションだと板目調+タイル調、シンプルなストライプ調+板目調といったもので合わせます。
色のコーディネーションだと、板目調の同種類の色違い、タイル調の同種類の色違いで合わせるとよいでしょう。
・屋根、サッシ、土台水切りは同色でそろえるパターンもありますし、屋根、サッシを同色にして、土台水切りは外壁に合わせるといったパターンもあります。
・玄関ドアが木目調を選択したら、取り付く面の外壁が板目調だと少しおかしいかもしれません。色と質感に注意ですね。
・外壁材を複数選択する場合、建築的要素での切り替えがお勧めです。簡単に言うと、出っ張っているところの色を変える!という感じ。平らな面で無理に色を変えるというのは、お勧めしない感じです。少し前は、窓のラインで縦に色を変えたりするのが流行していました。今見ると、少し違和感があります。あまり流行に左右されないデザインがいいのではないかと、私は思います。皆さんはいかがですか?
次回に続く!