インテリアコーディネートの手順2[20190321]
こんにちは
北の街、北海道旭川の「愛と正義と倫理のインテリアコーディネーター」相澤元恵です。
公開 インテリアコーディネートの手順 第二段!
今日は、コーディネートの大きな流れを見ていきます。
だいたいは建築図面が出来上がっていて、着工の少し前から私たちとの打ち合わせが始まります
インテリアコーディネートの前に必要なもの
打合せが始まる前に必要なものや情報があります。用意してあるとスムーズにお話が進みますね。
コピーしてご持参ください。
○建築図面(土地に対する建物の配置、だいたいの図面・平面図や立面図など)
○ご契約の各種仕様(外廻り関係、造作材、設備機器類、冷暖房、大工造作の有無等)
○だいたいの工程
インテリアコーディネートの流れ
さあ、いよいよ打合せですね。
内容は大まかにいうと下記のような項目です。
○アンケート:お好みや、インテリアスタイル、造作箇所、あかりのイメージ、色合い等
○外観プラン:外壁やサッシの色柄
○造作プラン、照明プラン、配線図の提出
○住宅設備機器ショールーム同行:床やドア、キッチンやユニットバス
○収納内棚割
○クロス、カーテン、タイルの提案
○家具、ディスプレイの提案
打合せの回数はその方によって違いますが、4回から6回くらいでしょうか。
1回の時間は2時間程度。ということにはなっているのですが、話が盛り上がり、または混迷?して4時間なんて方もいます。
スムーズに有意義な打ち合わせの時間になるように、気になるところや聞きたいところはメモにするなど、工夫をするといいと思います。
せっかくの建築図面だからと、大切に保管して、ご持参なさらない方もいますけど、原本をコピーするなどして、どんどん記入していくことがおすすめ。
図面は毎回持参してくださいね。
そして、暖房、照明、配線、設備品と関係資料が膨大に出てきます。きちんとファイルしておきましょう。
気をつけたいこと
ご契約の時にだいたいの仕様が決まっていると思いますが、細かな部分では、決めていく中で、変更していくこともあります。
決めていくのも上記のような順番かと思いますが、建築屋さんによって違うので、そこは確認が必要です。
新築の場合、確認申請というものがあって、届けを出さなければなりません。大きく変更する場合は変更届を出さなければなりません。コーディネートが始まる段階では図面は確定されていて、大きな変更、つまり屋根の形状、間取りの変更、窓の変更や移動は難しいと思った方がいいでしょう。
実際、私がお手伝いしたお客様の中でも、建築屋さんと契約済みで、図面もすっかり出来上がっているのに、「この部屋をもう少し大きくできますか?」とか「屋根はやっぱり三角屋根がいいのですが、変更できますか」なんてケースがありました。できる場合もありますが、できればそんなことにならない方がいいですよね。
新築は大きなお買い物です、契約書にサインする時、どんな約束になっているのかをよく建築屋さんに伺ってください。変えられること、変えられないこと。後で決めること、今決めること。など。
気になることや、不安なことはできるだけ早いうちに話し合っておいた方がよいと思います。
まとめ
・インテリアコーディネートの前に必要なもの
・インテリアコーディネートの流れ
・気をつけたいこと